転職希望者の候補としてよく上がるのが外資コンサル。
高年収だけど激務そう…未経験だとハードル高そう…など、一見転職は難しそうに見えますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
私は新卒で外資系のコンサルティングファームに入社し、3年が経ちました。本日はそんな私から見た、外資コンサルの転職者のリアルについて書いていきたいと思います。
未経験でも外資コンサルへの転職は可能なのか?
結論から言うと、スタッフレベルであれば未経験からの外資コンサルへの転職は可能です。
私は現在ITのコンサルファームで働いていますが、転職で入ってくるスタッフの方はSIerや事業会社のシステム部出身の方が多く、コンサルファーム出身の方は多くはありません。
また、事業会社からコンサルに転職した知人を見ていても、特に専門性を求められて入社しているわけではないようです。
コンサルはとりあえず人を囲いたいので、前職の経験から得られる現場感や、汎用性のある社会人スキルを重視しているように見受けられます。
そのため、コンサル未経験であることはそれほど大きなマイナスにはならないと思います。
コンサルに入ると給料は上がる?
コンサルに入ると給料は上がります。ただし、前職の給料がベースとなり、そこから交渉することとなるそうです。
例えばアクセンチュアですと、役職によって給料の範囲が決まっていますが、こちらが全てではありません。
前職から年100万はアップするそうです。
そのため、前職の給料はかなり大事になります。
この辺りはエージェントと相談し、交渉することが大事になります。
また、アソシエイトで入るのか、コンサルタントで入るのかも大きく変わりますので、面接の中での勝負となります。
外資コンサルは激務なのか?
よくコンサルは激務…と思われがちですが、実際のところそうなのでしょうか。
私見ですが、コンサルといえどそうでもなく、ゆるい部署は間違いなく存在します。
みなさんがイメージするようなゴリゴリなビジネスコンサルもいれば、アセスメント系の業務をメインとする緩いコンサルタントもいます。
個人的な意見ですが、財務経理・ITなどのコーポレート部門に対する支援案件だと、お客様ものんびりした方が多く、プロジェクト自体も緩い感じになります。
お客さんの方が自分のチームの上司より優しいなんてこともあります。
外資コンサルに転職するために大切なのは?
外資コンサルに転職するために大切なのは、入社時の「給料とポジションの交渉」です。
前述の通り、コンサルに転職する場合、前職の給料がベースとなります。
今の給料よりもどれぐらい多く欲しいのか、しっかりと意識した上で交渉に臨む必要があります。
また、ポジションも大事な要素になります。
年収700万のアソシエイトとして入社
年収700万のコンサルタントとして入社
では、同じ給料でも大きく違います。
アソシエイトとして入社すると、良い評価をもらえないとコンサルタントに昇格できません。転職者は昇進の基準が厳しく、何年経っても昇格ができない人もいます。
そのため、未経験の中でもどれだけ自分の実力をアピールし、より上の職位を勝ち取れるかが勝負となります。
まとめ:未経験の転職組でもコンサルとしてやっていけるのか?
結論、未経験でも十分コンサルとしてやっていけます。
一番大事なのは、入社時の交渉。複数社交渉し、給料を釣り上げましょう。
複数社で迷っていると言う話をすれば、入社時の給料をあげてくれる可能性があります。
外資コンサルが稼げる仕事であることは間違い無いです。少しでもチャレンジしてみたい!と言う気持ちがあれば、転職エージェントに登録して相談してみるのも手です。
エージェントの中にも、コンサルに特化したエージェントがいますので、また別の記事で紹介したいと思います。
少しでも気になるのであれば、転職してみてください!